H8はパソコンとシリアル回線で接続され、モニターはその回線を通じてパソコンと通信する。そのために必要なソフトや、その設定を説明する。
Windows環境では、システムに標準で付属しているハイパーターミナルやフリーソフトウェアのteratermが使用可能である。Linux等のUNIXな環境ではkermitやminicomが使用可能である。
何のことやら分からなかったら、インターネットでteratermを検索、ダウンロードしてteratermでの設定手順の項に進めば良い。
モニターの通信仕様を以下に示す。
ボーレート | 57600bps |
フロー制御 | 無し(もしくはハードウェア) |
パリティ | 無し |
ストップビット | 1bit |
現在(2003年の終り頃)機械研で最も使われている通信ソフト、teratermにおける設定手順を以下に示す。
起動すると以下のようなダイアログが表示されるので、
Serialのラジオボタンをチェックして次に進む。
メニューから[Setup]-[Serial port...]を選ぶ(下図参照)
ダイアログが出るので、以下のように設定する。
Port:の項の設定は環境によって異なるが、パソコン本体に内蔵されているシリアルポートを使うならCOM1、USB-シリアル変換ケーブル等を使う時は一番最後のポート(COM4とか)であることが多い。うまくいかなかったら、とりあえず全部試すこと。
USB-シリアル変換ケーブル等を使う時は、あらかじめドライバのインストールを済ませておくこと。
(ただし、最近のOSではドライバ不要であることも多い)
H8と接続して動作を確認する。どうしてもうまく行かなかったら、最寄りの詳しそうな人に相談すること。その後、この文書を改善するのを忘れずに!
うまくいったら、設定を保存すると便利である。
メニューの[Setup]-[Save setup...]を選んで、OKをクリックする。
保存しなかった場合、毎回設定をやり直す必要がある。