1.コース 床は合板に黒色塗料を塗った物である。1800x900のものを数枚繋ぎ合わせる。 (ロボットランサーのときに作ったものです。) ラインは幅19mmで白。絶縁用ビニルテープを使用する。 1.1 コースの部門 2種類ある。プログラムはもちろん部門毎に変えて良い。 1.1.1 グリッド 格子状に線が引かれている。 線上を通って指定された交点へ次々に移動する。 1.1.2 サーキット 一本道のコースをたどる。BeginnerとExpertの2コース用意する。 コースは直線、弧、角で構成される。 [直線] 特筆事項なし。 [弧] 直径150mm以上の円弧。直線とは滑らかにつながるものとする。 [角] 最も急なもので45°の鋭角コーナーまでとする。Expertのみ。 線が交差することもある。この場合必ず直角に交差している。 線が交差している場所では直進すること。 コースからの距離が150mm未満の領域には、 進むべきコースの線及び直交する線(前述)以外存在しない。 (なお、この項の定義は難しいのでまだ検討が必要です。) 2.マシン 2.1 外形 一辺250mmの立方体形。 2.2 駆動部 2輪独立駆動で、駆動輪は後方に寄っている。アクチュエータはDCモータである。 2.3 電源 モータの電源として12V鉛蓄電池を1個使用する。 制御装置の電源を別に用意することは認める。 2.4 電気系統 モータドライバ回路及びセンサの回路は用意されるものを使用する。 センサ配置は図(準備中)の通り。12個。 ちゃんとした図ができていませんが、とりあえずこんな感じです。 FRONT +----------+ |x x| | xxxxxx | | | | | | x xx x | <-駆動輪位置 +----------+ すべてアナログ電圧を出力するが、完全に白のときはLow、黒のときHighになることが保証されている。(H8の汎用ポート入力仕様) モータには2相式エンコーダが付いている。使用しても良い。 参加者はこれらの回路と繋ぐ制御装置を持参する。 (仕様は機械研H8のコネクタに合わせますので、H8があればとりあえず動きます。 また、持っていない人も他の人から借りて参加できます。) 機械研仕様H8の場合に接続される端子は以下の通りです。 A.16ピンPSコネクタ P7-2,5,3,6,4,7(AN_x) : 前方のセンサー(この順に左から横一列に6個並ぶ) P7-0,1 : 車輪のそばのセンサー(左右) B.34ピンPSコネクタ PA-0:左前のセンサー PA-1:右前のセンサー PA-2:回転中心のセンサー(右) PA-3:回転中心のセンサー(左) PB-0(TIOCA_3):左モータON/OFF (ON=1) PB-1(TIOCB_3):左モータ方向 (前=0) PB-2(TIOCA_4):右モータON/OFF PB-3(TIOCB_4):右モータ方向 (前=0) PB-4:LED0 PB-5:LED1 PB-6:LED2 PB-7:LED3 LEDはLowを出力すると点灯する。10mA以内。 モータON/OFF信号は10k以上の抵抗でプルダウンされています。 余談: プルダウン抵抗は、H8の初期状態として、ポートが入力状態なので モータ制御信号が不安定になって最悪の場合暴走するのを防ぐために 付けた物です。どうかこの端子をH8マザー側でプルアップしないで下さい。 P4-0:SW0 P4-1:SW1 P4-2:SW2 P4-3:SW3 SWはnormally openのものがGNDとの間に繋がれる。 P4PCRを全ビット1にしてプルアップMOSをONにして使ってください。 >> P4.PCR.BYTE = 0xff; LED,SWはデバッグ用等自由に使ってください。